研究責任者 |
志田 壽利 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | エイズワクチンベクター用にワクシニアm8Δ株を最適化するために、ATI複合プロモーター、p7.5プロモーター、前期繰り返しプロモーターのもとでSIV/HIV遺伝子を発現させ、免疫原性、増殖性を検討した。その結果、免疫原性に関してはATI複合プロモーターがp7.5プロモーターと同等またはやや効果的であり、又安全性の観点からATI複合プロモーターのもとでSIV/HIV遺伝子を発現させるのが良いことが示された。また、BCGプライム/m8Δブースト免疫法は、SIV/HIVの感染防御に有効なエフェクターメモリーT細胞を長期維持できる良い免疫法であることが分った。
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