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アスベスト含有建材の省エネルギー型常温分解技術の開発・研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 田端 正明  佐賀大学, 工学系研究科, 客員研究員
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要アスベスト処理は現在1000°C以上の溶融法で行われている。我々は多硫化カルシウム溶液を用いるアスベストの常温分解法を見出し、標準アスベストと数種の吹きつけアスベスト建材中のアスベスト含有量を0.1%以下まで分解することに成功した。常温分解法は溶融法に比べて、省エネルギー型で分解装置も簡単であるので、本技術が企業化されるとアスベスト処理は一気に進展し、発がん性アスベストに起因する社会不安を除くことができる。従って、企業化に適した技術とするために、1アスベスト含有建材の種類と常温分解法の関係、2企業化に適した処理工程、3分解生成物の同定と生物学的安全性、の研究・開発を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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