単分散で長期安定性を有するサンスクリーン用ポリマーコロイドの開発
研究責任者 |
渡邉 順司 甲南大学, 理工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究では、日焼けを防ぐサンスクリーン(日焼け止めクリーム)基剤において、サンスクリーン効果を高める紫外線を吸収する有機化合物や紫外線を反射させる無機微粒子のような配合薬剤を均一に分散させる材料開発が目標です。従来は、合成系界面活性剤の使用が主流でしたが、これに代わる生体適合性の高いポリマー材料の開発が消費者から望まれています。本研究では、生体適合性の高いポリマーから長期間分散安定性が高いポリマーコロイドを創製し、そのコロイドの内部に配合薬剤を内包させることに成功しました。水媒体中で6ヶ月以上の期間、分散性に優れたポリマーコロイドは今後の主流になると確信しています。
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