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微小白金粒子担持カーボンナノファイバーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 浅野 春香  愛知県産業技術研究所, 三河繊維技術センター製品開発室, 主任
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要カーボンナノファイバーシートを固体高分子形燃料電池(PEFC)における白金担持電極材として活用することを目指した。電界紡糸法によりシートを作製する際、繊維方向を揃える工程を導入し、加熱処理時に延伸を行うことで、シートの繊維強度向上を狙った。 その結果、電界紡糸時の巻き取り速度が繊維の配向性に影響を与え、加熱処理時に適切の荷重をかけることで、元の引張強度の70%以上を保持した。また、BET比表面積1,160m^2/gのカーボンナノファイバーシートが得られた。電界紡糸法によるカーボンナノファイバーシートを用いて、PEFC触媒相を作製し、電気特性を評価した。電気特性評価の結果から、白金、カーボンナノファイバーシート、ナフィオンによる3相界面構造形成においてナフィオン偏析等の新たな課題を見出すことができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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