高ダイナミックレンジセンサを用いた監視システムのための画像処理技術の開発
研究責任者 |
奥田 正浩 北九州市立大学, 国際環境工学部・情報メディア工学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | イメージセンサよりも広い輝度範囲をもつシーンを白飛び、黒つぶれすることなく記録するには、高いダイナミックレンジを持つセンサが必要である。このセンサから得られる高ダイナミックレンジ画像を、局所コントラストを失うことなく現行の低ダイナミックレンジ画像に変換するトーンマッピング技術を考案し、その高速化を行った。本手法の特徴は暗所から明所までの全輝度域で高いコントラストが得られることである。従来の手法よりも高速で局所的コントラストが大幅に向上するため、監視カメラや防犯カメラへの応用を陽に意識したトーンマッピングとなっている。またそのトーンマッピング手法に基づく画像符号化を新たに提案している。
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