次世代高機能型アルミ電解コンデンサ向け新規アミジン化合物の開発
研究責任者 |
清水 真 三重大学, 大学院工学研究科分子素材工学専攻, 教授
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
概要 | アルミ電解コンデンサの用途は幅広く、省エネ、高機能化に向けて研究開発が行われている。特にパワエレ分野のインバータでは、高耐電圧、高耐久性、小型化が求められている。アルミ電解コンデンサの重要な構成要素は電解質であり、構成は1)水溶媒、水/有機溶媒または有機溶媒などの溶媒、2)二塩基酸などの酸、3)中和塩基、各種アミン、添加剤各種が挙げられる。中でも二塩基酸および中和塩基の性質でコンデンサ特性が大きく変わり、最近では中和塩基「アミジン化合物」が高性能化へのポイントとなりつつある。本研究では、選択的有機変換反応を活用して多様な新規アミジン類を創成し、次世代高機能型アルミ電解コンデンサ開発を目指した。
|