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シリカネットワークファインチューニングによるオレフィン/パラフィン分離膜の創製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 金指 正言  広島大学, 大学院工学研究院, 助教
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究では、Si原子間に有機官能基を有する“Bridged Alkoxide”を用いて、ゾル-ゲル法によりアモルファスシリカネットワークサイズを精密制御し、従来のマイクロポーラス材料では分離が困難である有機ガス分離膜を開発する。具体的には、(1)有機無機ハイブリッドアルコキシドを用いたシリカネットワーク制御法の確立、(2)各種気体透過特性および安定性評価、(3)オレフィン/パラフィン透過特性、分離性能の評価、を研究項目とする。Si原子間の有機官能基により、シリカネットワークチューニングが可能であり、製膜の際の焼成温度によらず同様な平均細孔径を有することが明らかになった。また、低温で製膜することで膜におけるSi-OH基密度が高くなるため、プレピレン分子との吸着親和性が強くなり、高いプロピレン/プロパン分離特性を示した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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