1. 前のページに戻る

メナキノン新規生合成経路をターゲットにした抗ピロリ菌剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 大利 徹  北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要抗ピロリ菌剤の開発を目標に、メナキノン新規生合成経路(フタロシン経路)をターゲットとした阻害剤を放線菌とカビの代謝産物中に探索した。既知経路を持つB. subtilisには活性を示さず、フタロシン経路を持つB. haloduransに生育阻止活性を示すサンプルを探索した。候補サンプルについては液体培養でメナキノン添加による生育の回復を指標に再チェックを行った。総計約2,000サンプルをスクリーニングした結果、放線菌培養液の4サンプルがB. haloduransに特異的生育阻止活性を示した。そこで大量培養液からの活性本体の精製を試みた。その結果、3サンプルは不安定な化合物であり精製中に失活したため中止した。残る1つは弱酸性物質の安定な化合物であり現在精製を行っている。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst