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微生物によるレアメタル吸着マンガン酸化物の高速生成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 大橋 晶良  広島大学, 大学院工学研究院, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要微生物が作り出すマンガン酸化物(バイオMnO2)はNi,Coなどのレアメタルやレアアースの吸着性に優れており、このバイオMnO2を高速に生成することができれば、排水等からの希金属の回収に期待が持てる。マンガン酸化細菌をアンモニア酸化細菌と共存させることで培養することに成功し、DHSリアクターを用いることで、マンガン酸化細菌を高濃度に保持することができた。アンモニアを含んだ排水を循環させることで、マンガン酸化細菌の集積を向上させることができ、バイオMnO2の生成速度が上昇した。今後は、排水の供給方法を検討することで、マンガン酸化細菌存在量をこれまでの10倍にし、マンガン酸化速度1kg Mn/m^3・dを目標に処理運転方法の確立を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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