研究代表者 |
下山 淳一 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2014
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概要 | 本研究の目的は、鉄系超伝導体の超伝導特性、特に臨界電流特性の決定因子を解明し、その改善により材料物質としてのポテンシャルを高めることである。日本とEUの各研究機関で得られた多様な系の試料を共有し、効率的に高品質試料合成や先進物性評価、超伝導特性の向上と制御、粒界の制御と粒界特性の評価およびモデリングを推進する。特に、日本側は局所物性評価、EU側は理論モデル構築、比較評価を中心に担当する。双方の研究チームが相互補完的に取り組むことにより、鉄系超伝導体の高磁場発生磁石、大容量ケーブル、電子デバイスなどへの実用材料化に貢献することが期待される。
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研究領域 | 超伝導 |