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放射性物質の降雨洗浄量評価手法に関する調査研究

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 戦略的国際科学技術協力推進事業 J-RAPID

研究代表者

矢川 元基  公益財団法人原子力安全研究協会, 役員, 理事長

研究期間 (年度) 2011
概要本研究は、福島第一原子力発電所の事故で、比較的高い放射線量が観測されている避難区域周辺の地域において、降雨により土壌から洗浄される放射性物質量を推定する手法を検討し、年間被ばく線量を推定することを目的とする。具体的には、日本側は、高い線量が観測されている地点での降雨量の時間変化の連続的な観測データを提供し、英国側はこの降雨量および線量測定結果を利用して、土壌中の放射性物質の降雨洗浄効果に関する推定式の検証を分担する。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、年間積算被ばく線量の推定精度を向上させることが期待され、結果として避難期間の合理的な推定に資することにつながることが期待される。
研究領域東日本大震災

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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