龍門山断層帯北東部とその周辺断層の活動史と地震発生危険度に関する研究
研究代表者 |
池田 安隆 東京大学, 大学院理学系研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2014
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概要 | 本研究交流は、2008年の地震で割れ残った中国龍門山断層帯の周辺における現在および過去の地殻活動を調査することにより、同断層帯の近い将来における地震発生危険度を評価することを目的とする。具体的には、日本側は高解像度の衛星画像データなどを解析するためのソフトウェアおよびこれらの大量データを処理する技術を担当する。中国側は龍門山断層帯北東部の地震テクトニクス調査などを担当する。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、龍門山断層帯の未破壊セグメントの地震危険度が解明されることが期待される。さらに、活動度は低くても一度破壊が始まると大地震を起こす可能性のあるほかの長大な断層について、その地震危険度を評価するための基礎的研究となることが期待される。
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研究領域 | 地震防災 |