ミツバチ聴覚情報処理の神経基盤?コミュニケーション信号解読ニューロンに対する計算神経科学アプローチ?
研究代表者 |
藍 浩之 福岡大学, 理学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2014
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概要 | 社会性昆虫であるミツバチは、ダンス言語と呼ばれる行動によって餌場に関する情報を仲間に伝えていると考えられている。本研究交流は、このダンス言語の解読にかかわる脳内メカニズムを明らかすることを目的とする。具体的には、日本側はダンス言語解読にかかわる脳内ニューロンの三次元形態を抽出し計測する実験を担当し、ドイツ側はそのデータに基づく計算論的モデリングを担当する。また、プロジェクトで得られたデータは、両国において公開、利用可能とすることで、さまざまな動物の脳研究と比較することが可能となる。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、ミツバチのダンス言語解読の脳内メカニズムを解明し、動物のコミュニケーションの総合的理解につながることが期待される。
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研究領域 | 計算論的神経科学 |