アナリシス・バイ・シンセシスによるニューロンネットワークモデルの推定と自発性同期現象を生成する神経回路メカニズムの解明
研究代表者 |
越久 仁敬 兵庫医科大学, 生理学生体機能部門, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2014
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概要 | 本研究交流は、自発呼吸に関連して生み出される同期神経活動の神経回路の全貌を明らかにすることを目的とする。同期神経活動は、多数の細胞集団による複数の要因が相互作用して生じるため、実験結果から各要素の機能を単純に推測することは難しい。そこで、主にドイツ側は同期神経活動のイメージングデータを取得し、それをもとに主に日本側で数理モデルの構築と予測シミュレーションを行う。さらに両国でモデルを実験的に検証し、補正を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、呼吸神経回路の動作メカニズムが解明され、神経疾患分野など臨床生理学へ貢献することが期待される。
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研究領域 | 計算論的神経科学 |