研究代表者 |
大羽 成征 京都大学, 大学院情報学研究科, 講師
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研究期間 (年度) |
2012 – 2014
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概要 | 本研究交流は、ユーザーの脳内状態を読み取ることでコンピュータを操作する装置であるブレイン・コンピュータ・インターフェイス(BCI)を、非定常な環境へ適用可能とする技術開発を目的としている。これまでのBCI技術は、実験環境と脳内状態の時間的変動に影響を受けて、使用中に少しずつ精度が落ちていく問題があった。そこで、日本側では脳内状態の変動に対する対策を、ドイツ側では実験環境の変動に対する対策をそれぞれ研究し、相互に技術を補完し合うことで、これまでにない優れた安定性を示すBCI技術を開発する。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、最終的には障害者とのコミュニケーションや脳疾患からのリハビリテーションなどの場面でも利用されるような利便性の高いBCI技術の構築を目指す。
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研究領域 | 計算論的神経科学 |