洪水対策のための数値解析モデルの構築と2011年タイ洪水の最高水位の測定
研究代表者 |
竹林 洋史 京都大学, 防災研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012
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概要 | 本研究は、2011年洪水の最高水位を計測するとともに、氾濫水の速やかな排水方法を検討するための数値解析モデルを構築することを目的とする。具体的には、日本側は、タイ側による水位などの測量を技術的に支援するとともに、氾濫水の排水現象をシミュレーションする数値解析モデルを構築し、タイ側と共同で氾濫水の速やかな排水方法を検討する。タイ側は、水位測定などの現地調査の主要部分を実施し、取得したデータの管理・運用を行う。本研究で日本とタイが交流を通じて相互的に取り組むことで、両国における低平地の洪水対策技術が向上するとともに、世界に多く存在する低平地での浸水災害対策に対して知見の提供が期待できる。
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研究領域 | タイ水害 |