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水害地域における網羅的な微生物解析と多環芳香族炭化水素の室内分解試験によるバイオレメディエーションポテンシャル調査

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 戦略的国際科学技術協力推進事業 J-RAPID

研究代表者

藤田 信之  独立行政法人製品評価技術基盤機構, バイオテクノロジーセンター, 上席参事官

研究期間 (年度) 2012
概要本研究は、洪水被害地域におけるバイオレメディエーション(バイレメ)の実施の可否を判断するための情報を整備することを目的とする。具体的には、日本側は主に洪水地域の土壌中の病原性微生物などの特定、および実験室レベルのバイレメ試験における微生物生態系への影響評価を実施し、タイ側は主に洪水地域の土壌中の汚染物質分解菌の分布調査、および実験室試験におけるバイレメ実効性の評価を実施する。また、日本側とタイ側が協力して分解菌の濃縮・単離・保存を行う。本研究で日本とタイが交流を通じて相互的に取り組むことで、バイレメ実施のための情報整備に加え、バイレメおよび環境影響評価に係る人材の育成、および有用な微生物資源の拡充が期待される。
研究領域タイ水害

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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