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メキシコ遺伝資源の多様性評価と持続的利用の基盤構築

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 SATREPS

体系的番号 JPMJSA1207
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSA1207

研究代表者

渡邉 和男  筑波大学, 生命環境系・遺伝子実験センター, 教授

研究期間 (年度) 2012 – 2017
概要食糧生産の基盤となる遺伝資源を保存・管理する方法を模索 世界の食糧供給の安定化には、農業遺伝資源(農作物や家畜などが持つ遺伝子やゲノム)の多様性の保全・利用が欠かせない。本プロジェクトでは、メガダイバーシティ国家(生物多様性の豊かな国)17か国のうち4番目に多様な遺伝資源をもつメキシコで、遺伝資源の多様性評価、長期保存法の確立とその管理に関する研究を行う。最終的には、名古屋議定書やFAO食料農業遺伝資源条約等を勘案した「遺伝資源への公正で衡平なアクセスと利益配分」の実施モデルの確立を目指す。 国を超えて豊かな資源を分かち合うモデルのさきがけとなれ! 日本の科学技術協力により、メキシコのジーンバンク(遺伝資源の保管・管理施設)で遺伝資源の長期保存法とその管理法が確立されれば、国際法等の縛りの厳しい地域を超えた遺伝資源研究と国際間での利用における遺伝資源の利益配分の適正事例となる。その成果が食料安全保障や経済発展の生物学的な基礎となる。
研究領域生物資源

報告書

(2件)
  • 2017 事後評価書 ( PDF )
  • 2015 中間評価書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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