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南米における大気環境リスク管理システムの開発

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 SATREPS

体系的番号 JPMJSA1204
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSA1204

研究代表者

水野 亮  名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授

研究期間 (年度) 2012 – 2017
概要大気環境変化をリアルタイムで測り・伝えるシステムを地上に作る 南米では、火山灰、森林火災、鉱山開発等によるエアロゾル*や、オゾンホールに伴う紫外線等の環境対策が重要な課題である。しかし、地上観測体制の整備が立ち遅れ、南米は全球的観測網の中での「空白域」となっている。日本の最先端遠隔計測技術を活用した観測網を整備し、大気環境のリスク情報を迅速に伝達できるリアルタイム情報管理システムを構築することにより、住民の健康被害や航空網障害等の社会的影響の軽減をめざす。 *エアロゾル・・・気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子。ばい煙、粉塵など。 特に火山灰エアロゾルは航空機の運航に大きな影響を与える。 南米の観測データから、地球規模の大気変動が見えてくる! 観測データは、地球規模の大気変動の解明に資する貴重なデータベースとなり、長・短期の変動を予測するモデルにも活用される。南米の多国間協力による環境リスク対応政策のひな形になる。また比較研究により、新たな視点で東アジアの黄砂研究の理解を深めることも期待される。
研究領域環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

報告書

(2件)
  • 2017 事後評価書 ( PDF )
  • 2015 中間評価書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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