高性能微生物を導入した無酸素ろ過および膜分離活性汚泥法を用いたコークス化廃水からの難分解性物質と高濃度窒素の除去
研究代表者 |
松山 秀人 神戸大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2015
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概要 | 本研究交流は、難分解性物質を含む工業廃水(コークス化廃水)を処理するため、固定化微生物と膜技術を融合させた新しい複合システムの構築を目指す。具体的には、日本側は性能低下の少ない膜技術の開発やその性能分析を担当し、中国側は難分解性物質の分解が可能な高性能微生物システムの構築を担当する。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、単一のシステムでは処理が困難な工業廃水から、難分解成分などを効率よく除去し、耐久性にも優れた高環境効率型微生物処理システムが構築されることが期待される。
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研究領域 | 水質汚染対策技術 |