放射性汚染水処理用高効率多機能吸着剤の開発および適用性評価
研究代表者 |
三村 均 東北大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2015
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概要 | 本研究交流は、福島第一原子力発電所事故のように、海水成分や金属腐食成分などを含む複雑な組成の放射性汚染水から、放射性核種を効率よく除去できるシステムの構築を目指す。具体的には、日本側は多孔性シリカ担体やその複合担体などを用いた無機吸着剤の開発、分析、性能評価を担当し、中国側は放射性核種に選択的吸着能を持つ樹脂やキレート吸着剤の合成、評価を担当する。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、さまざまな放射性核種を効率よく除去でき、二次廃棄物の少ない放射性汚染水処理システムが確立されることが期待される。
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研究領域 | 水質汚染対策技術 |