最先端科学技術を用いたアジアにおけるキャッサバ分子育種の推進
研究代表者 |
関 原明 独立行政法人理化学研究所, 植物科学研究センター 植物ゲノム発現研究チーム, チームリーダー
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研究期間 (年度) |
2012 – 2015
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概要 | 本研究は、最先端科学技術を重要な熱帯作物であるキャッサバの有用遺伝資源に適用し、有用遺伝子の単離・同定、さらにはその活用による東南アジアにおける高収量・高付加価値キャッサバの分子育種推進を目的とする。 具体的には、日本側は各種ゲノム解析、形質転換や重イオンビーム照射などの最先端科学技術を提供し、タイ側は既知の有用キャッサバ系統を用いた有用遺伝子の探索、ベトナム側は形質転換や重イオンビーム照射による新しい有用キャッサバ系統の探索を担当する。 3ヵ国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、タイやベトナムなどの東アジア諸国とのキャッサバ研究ネットワークがさらに強化され、キャッサバ分子育種分野での国際的な貢献が期待される。
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研究領域 | バイオマス・植物科学 |