炎症性マクロファージによるリソソームの開口放出機構
体系的番号 |
JPMJPR1289 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPR1289 |
研究代表者 |
華山 力成 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任准教授
|
研究期間 (年度) |
2012 – 2015
|
概要 | 免疫細胞のマクロファージは慢性炎症の発症に中心的な役割を担います。マクロファージは炎症時に死細胞や細菌を貪食し、リソソームという細胞小器官で融解するものの、融解できない残渣をリソソーム内の酵素とともに細胞外に放出します。放出された酵素は周囲の細胞を壊死させ、慢性炎症を惹起すると考えられます。本研究では、マクロファージによるリソソームの開口放出の分子機構を同定し、慢性炎症発症との因果関係を明らかにします。
|
研究領域 | 炎症の慢性化機構の解明と制御 |