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虚血の体外診断法の開発と臨床応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 阿部 高明  東北大学, 大学院医工学研究科分子病態医工学分野, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要糖尿病・慢性腎臓病・緑内障では臓器の虚血がその病態の進展・悪化をもたらすと考えられ、その診断と治療のために早期の組織障害や虚血の程度を体外から容易に測定する方法確立が求められている。我々は虚血や炎症で細胞が損傷を受けるとtRNAの構成核酸の一つである修飾核酸1-メチルアデノシンが血中尿中に漏出されることを明らかにしてきた。そのモノクローナル抗体を作製した。今回m1A抗体を用いたELISAを確立し、生体内で虚血、薬物中毒、放射線等で細胞障害が生じた場合に血中のm1A量が増加することを確認しその測定は各病態の早期診断に有用性であることが確認された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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