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マグネシウム-アルミニウム酸化物を用いた津波被害による土壌中除塩技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 亀田 知人  東北大学, 大学院工学研究科応用化学専攻, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究は、津波被害によって発生した塩害農地からのMg-Al酸化物を用いた塩分除去技術の開発を目標としている。バッチ式の実験により、海水から、Mg-Al酸化物(Mg/Al=4)は量論3でCl-及びSO42-を98及び98%、Mg-Al酸化物(Mg/Al=2)は量論4で55及び97%除去できた。活性化エネルギーは、Mg/Al=4でCl-及びSO42-について69.4及び72.7 kJ/mol、Mg/Al=2で40.0及び60.8 kJ/molとなり、化学反応律速であった。Mg-Al酸化物による海水からのCl-及びSO42-の吸着等温線はLangmuir型となった。今後は、塩害農地にMg-Al 酸化物嚢を設置し、海水由来の塩分の除去を検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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