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三陸産水産食品加工廃棄物の再利用促進技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 酒井 正博  宮崎大学, 農学部 応用生物科学科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要三陸産のホタテ貝およびアワビから煮汁を作成し、これをトラフグの頭腎細胞に添加させ、マルチプレックスPCR法を用いて、13種類のサイトカイン遺伝子の発現について経時的に測定を行った。その結果、ホタテ貝においては、炎症性のサイトカインであるインターロイキン(IL)-1β、IL-6や腫瘍壊死因子(TNF)-α、抗ウイルス性を示すタイプ1インターフェロン(IFN)の上昇が確認された。一方、アワビにおいてもIL-1β、IL-6およびIL-18の発現の上昇が確認された。従って、今回用いたホタテ貝とアワビの煮汁には、魚類の免疫系を活性化する成分が含まれていることが示唆された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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