1. 前のページに戻る

IVRにおける患者水晶体被ばく低減のための完全無線化X線遮蔽装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 盛武 敬  筑波大学, 医学医療系, 講師
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要インターベンショナルラジオロジー(IVR)は患者身体への低侵襲性のため、従来の手術に代わる治療法として広く普及している。しかし、頭部領域のIVRで受ける眼球の被ばく線量は高く、将来的な白内障の発症が懸念される。原稿の血管造影装置のコリメータでは眼球のみを遮蔽することはできないため、患者の眼球のみを選択的に、かつ両眼同時に遮蔽できるよう、2枚の遮蔽板を備えたX線遮蔽装置を設計し、バイプレーン型血管造影装置の正面と側面の両管球カバー上に搭載した。さらに本装置の制御を完全無線化することで、血管造影装置の患者衝突防止センサ-との干渉を回避し、小型で高い汎用性を持ったX線遮蔽装置を実現した。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst