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既存建築ストックの有効活用を促進する外壁耐震改修システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 吉岡 智和  九州大学, 大学院芸術工学研究院, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要コンクリート系外壁(カーテンウォール)を制振デバイスとした耐震改修システムの実用化を目指し,外壁試験体の水平加力実験を行った。その結果,所定の減衰性能(壁1枚当たり減衰力40~80kNを層間変形角1/1000~1/500rad.以下で発揮し始め,繰り返し変形時に層間変形角1/67rad.までそれを維持できる)を発揮できる摩擦ダンパー型接合部の技術的仕様(必要なボルト張力,及びファスナーアングルの寸法)を明らかした。実用化に当たっての新たな課題として,外壁の減衰性能(壁せん断力と層間変形角の関係の履歴ループ)の評価方法を確立するため,特にロッキング形式外壁の履歴ループ,及び外壁の損傷・破壊性状についての実験資料の蓄積が必要となった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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