被災地の遠隔医療に貢献できる自律型歩行リハビリ支援システムの開発
研究責任者 |
和田 親宗 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科 脳情報専攻, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 目標: 様々なセンサを装着した靴型歩行計測装置とカメラ、インターネットを組み合わせることで、遠隔にいる医療関係者に歩行情報および歩行動画をリアルタイムに提示し、遠隔からのリハビリ指導を実現できるシステムの開発を行う。 達成度: システムの試作を行い、模擬被験者に対して模擬遠隔指導を行い、医療関係者に有効性の評価を行ってもらった。その結果、音声や画像の遅延に対する不満はなく、歩行動画と足底圧力変化の同期については高い評価となった。しかし、歩行情報の表示内容やソフトウエアのトラブル、操作性の悪さや患者での評価ではない点が課題として挙げられた。 今後の展開: 共同研究先とともに課題の解決を図りつつ、実用化を目指し企業との連携を図っていく。
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