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農作物の最適光量を判別する新技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 児玉 豊  宇都宮大学, バイオサイエンス教育研究センター, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究では、植物工場で栽培される農作物の最適光量を細胞内の葉緑体配置から判別する新技術の開発を目的とした。まずは、植物工場における代表品種であるレタス(サラダ菜)の細胞観察法を開発し、葉肉細胞の鮮明な観察を可能にした。次に、微光束照射実験によって、レタスの葉緑体配置が青色光に応答して変化することを明らかにし、本研究で開発した光量計測ホルダーを利用して、葉緑体配置から最適光量を判別した。しかし上記システムは実験操作が極めて煩雑であることもわかったため、葉の透過率を利用した簡便な葉緑体配置の判別法も利用可能にした。さらに、判別した光量を用いてサラダ菜を生育し、実際に生育に影響があることを証明した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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