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簡易型汚水処理を可能にするプラズマ・マイクロバブル発生装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 吉木 宏之  鶴岡工業高等専門学校, 電気電子工学科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要プラズマ・マイクロバブル処理で、インジゴカルミン水溶液32 l(濃度: 20 mg/l)の脱色を17時間以内、環境汚水(10 l)中の大腸菌群の殺菌処理を9時間以内に達成する当初の目標に対して、O2プラズマラジカル流のバブリング処理で、上記インジゴカルミン水溶液の脱色を1.5時間、環境汚水6 lの殺菌処理を4時間(10 lに対しては6.7時間相当)以内に達成し、目標値を十分上回る結果を得た。また、プラズマガス種とガス流量が水処理の重要なパラメータである事、プラズマガス気泡と処理液体の気液界面で酸化分解反応が進行する事を明らかにした。今後は、大容量処理や、種々の有害物質および細菌類の酸化分解へ応用する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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