1. 前のページに戻る

地震を受けたコンクリート構造物の健全性の簡易診断技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 鈴木 基行  東北大学, 大学院工学研究科土木工学専攻, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要地震を受けたコンクリート構造物の健全性診断を目的として,小型加振器を用いた高精度の振動試験方法を提示した.コンクリート試験体の曲げ載荷実験と振動台実験を行い,部材変形 (ひび割れ性状) と固有振動数の関係を整理した.特に,加振器を用いて局所的な振動を励起することにより,目視では確認できない背面側の曲げひび割れ箇所も同定することができた.振動台実験の範囲では,地震による載荷パターンによらず,固有振動数を指標として地震時損傷評価 (最大応答の推定と損傷位置同定) の可能性が示唆された.そして,道路橋RC橋脚の現場試験を行い,構造物の諸元と加振条件,および振動試験精度の関係が整理できた.

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst