研究責任者 |
鈴木 治 東北大学, 大学院歯学研究科顎口腔機能創建学分野, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究は整形外科および歯科の領域に用いられる可能性がある骨再生材料として作製した、流入可能な流動性を兼ね備えた合成のリン酸オクタカルシウムとヒアルロン酸から複合体を調整し、マウス頭蓋冠上に設置したフレーム内に注入し経時的な新生骨形成量を組織形態計測学により評価した。その結果、埋入の早い段階でリン酸オクタカルシウム単独と比べヒアルロン酸との複合体でより早い骨形成が認められる傾向があった。本骨再生材料が高い骨伝導能を示す性質を有することが確かめられた。今後は本骨再生材料の適用可能性について検討する。
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