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金属微粒子のナノ界面特性を利用した酵素バイオ電池素子の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 新森 英之  山梨大学, 大学院医学工学総合研究部 生態環境医工学系, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要金属微粒子型酵素バイオ電池素子の構築を目指し、金属微粒子への酵素の複合化に着手した。酵素自体を金(Au)イオンの還元剤とする事で酵素複合化金微粒子の合成に初めて成功した。次に、この微粒子の酵素活性を加水分解反応によって評価した結果、粒径に依存して酵素活性が変化することが明らかとなった。しかしながら、基質としてバイオマスを用いる事を考慮すると、エステル加水分解酵素では利用が限られた為、新たな機能性金属微粒子の設計・合成に着手した。その結果、棒状の金ナノロッドと蛋白質との相互作用において、特定蛋白質でのみ超分子組織化が可能なことが明らかとなった。今後、この組織化形成が電極材料として有効となるかを検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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