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3次元工具振動を利用した射出成形用歯車型の鏡面仕上げ

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 水野 雅裕  岩手大学, 工学部 機械システム工学科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要歯部を有する部品を成形するための金型を効率よく鏡面に仕上げる技術の確立を目指し、基礎実験として3次元工具振動を利用した直線溝アレイの研磨実験を行なった。研磨工具にスリットを付与することで180分間研磨後の溝アレイの山部と谷部の粗さの平均値が1/3程度に減少することが明らかになった。同時に溝斜面部の研磨効率も向上することがマイクロスコープによる観察で明らかになった。さらに研磨荷重の作用角度を変えることで溝斜面部の研磨効率が変化することがわかった。しかし、溝斜面部の研磨効率は依然として山部や谷部の研磨効率よりも低い。今後も継続して溝斜面部の研磨効率を高めるための研磨条件と方策を探索する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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