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無血清培地に順化した昆虫培養細胞と混入RNAウィルスの除去法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 岩永 将司  宇都宮大学, 農学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要バキュロウイルス発現系の宿主細胞として広く産業利用されているカイコ由来培養細胞について、➀牛胎児血清(FBS)の添加を必要とせず、かつ容易にウイルス感染可能な培養細胞の作出、➁カイコ由来培養細胞へ幅広く混入している植物RNAウイルスの不活化、の2点について研究した。その結果、➀カイコ卵巣由来細胞に関しては無血清化によって細胞の形態変化が生じることを明らかにし、カイコ胚由来細胞に関しては、60回の無血清培地における継代に成功した。また、➁熱処理によって混入RNAウイルスが不活化できることを見出した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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