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シアノバクテリアの窒素固定能を利用した塩害土壌肥沃化の分子基盤解析

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 景山 伯春  名城大学, 大学院総合学術研究科 総合学術専攻, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要強力な耐塩性機構を保持しているシアノバクテリアAphanothece halophytica より適合溶質グリシンベタイン合成遺伝子をクローニングし、これらの遺伝子を窒素固定能を有するシアノバクテリア Anabaena sp. PCC7120株へ導入した。ウエスタンブロット解析により導入した遺伝子の翻訳産物を検出することができた。翻訳産物の細胞内蓄積量は、生育培地中の塩濃度の増加に伴って増加していた。このシアノバクテリア形質転換株は、耐塩性が強化されており、塩ストレス環境下において細胞内にグリシンベタインを蓄積していることが確認できた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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