概要 | 復興の過程においてセキュリティの確保が万全でない低信頼性ネットワーク回線を用いて遠隔医療・遠隔教育・遠隔監視等を行うために,配信される映像自体を暗号化する仕組みを構築した.映像の圧縮・符号化の際に暗号化を施すことによって盗聴を防ぐ.さらに1対1通信だけでなく多地点間での映像配信を実現した.暗号化を行わない映像配信の際には受信側は様々な映像再生プログラムを利用可能であるが,暗号化された映像の復号化に対応するためには専用の受信プログラムが必要となる.またアクセス制御に対応するための拡張を施し,PCのみならずタブレット端末でも受信及び再生が可能であることを確認した.
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