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高周波磁界を利用した鉄骨破断箇所の簡易非破壊検査法に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 石川 和己  東北学院大学, 工学部 電気情報工学科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要目標:高周波磁界を利用して鉄骨破断箇所の簡易非破壊検査法の開発 達成度:平板鋼材を用いた基礎実験では、幅1mmまでの破断の検知が可能である。また、T継手試験体の継手部分の破断幅を10mmとし、健全な梁部からコイルを走査して柱に近づけて測定した結果、破断の有無にかかわらず位相差が変化したが、コイル形状および共振周波数等の条件により、健全な場合に位相差がマイナス、破断が有ると位相差がプラスとなり、破断検知の可能性が示唆された。 今後の展開:実際の建築物の柱・梁に近い試験体を用いて破断(全破断、半破断、梁破断)の検知実験を行う。また、可搬性に優れた自動計測システムを構築する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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