研究責任者 |
立田 真文 富山県立大学, 工学部 環境工学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 漁網には、鉛である錘が織り込まれており、その為に漁網は漁獲という目的を達成できる形を海中で形成することができる。現在鉛に代わるものは、コスト性、加工性を考慮したとき、見あたらない。この鉛の為に、廃漁網を安易に焼却や埋立処分できないが、実際には、それらの処理処分がされているため、二次汚染が危惧される。本研究では、今回廃漁網を現場で処理することを目的とし、廃漁網からの鉛分離について検討した。本研究の結果から、我々の方法によって、廃漁網から効率的な鉛の除去ができることが明らかになり、今後実際にシステムを組んで発展させていくことが有意義であることが分かった。
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