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ポーラス金属を用いたベータ線検出技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 久米 恭  若狭湾エネルギー研究センター, 研究開発部 粒子線医療研究グループ, 主任研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要ロータス型ポーラス金属をベータ線軌跡限定機能材(コリメータ)(CM)の材料とし、プラスチックシンチレータ(PL)等と組み合わせてベータ線判定装置とする放射線検出システムの構築について、試験開発を行った。PLを中心とした同時計数システムを構築し、ベータ線判定装置のプロトタイプを作成した。ベータ線に対するCM材料の空隙率とベータ線測定頻度の相関に着目し、簡易で平易なシステムによってベータ線強度判定が可能であることを検証した。同時にガンマ線計数の除去方法についても検討を行い、NaIも組み込んだ反同時係数処理法を実装し、磁力線を用いたベータ線除去を試験し、計算評価を実施した。このことにより、簡易で平易なシステムによるベータ線強度判定が可能であることを追試した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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