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可搬型ガスエンジン発電機の排出ガス清浄度向上に関する研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 川村 淳浩  釧路工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要可搬型ガスエンジン発電機は、災害時等の電源確保に極めて有用であるが、排出ガス中に高濃度の一酸化炭素が含まれるため、被災時のような近接した使用状況下では二次的な被害が懸念される。 そこで、本研究は、被災時の屋外テントを想定したモデル計算によって、排出ガス清浄度(一酸化炭素の許容上限濃度)の数値目標を定め、比較的低廉な技術で安定的に目標を達成する方法の研究開発をおこなった。 この結果、発電機の吸気口に過給用電動ファン、排気口に二輪車用排出ガス浄化触媒を接続する簡易な方法で、市販されている様々な組成のカセットガス燃料に対しても安定的に必要な排出ガス清浄度と電源品質を確保することができることを示した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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