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オゾンガスと微細気泡を利用する小型水処理装置の研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 吉岡 修哉  立命館大学, 理工学部 機械工学科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究は、オゾン微細気泡による水処理支援技術の確立を最終目的とする。本課題ではまず、その基礎となるオゾン微細気泡生成とガス溶解技術を検討した。次に、この技術により実際に排水のオゾン処理を試みた。その結果、微細気泡によりオゾンガスを水中に急速に溶解できることを確認した。また、水産加工排水を模擬した標準排水の処理を行ったところ、有効に油分を分離することができた。このことから本技術は、被災時において応急処置としての水処理に有効であること、及び生物処理の前処理としての油分分離として活用できる事がわかった。今後は、水産加工排水以外に対象を広げて処理能力の高度化を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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