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茎部の超音波検出による水気耕栽培トマトの健全度診断と灌水制御

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 蔭山 健介  埼玉大学, 理工学研究科 人間支援・生産科学部門, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要水気耕によるトマト栽培において長期(3ヵ月以上)かつ多点(4点以上)で連続して超音波(AE)を検出し,超音波発生比を自動的に算出するシステムを構築した。そして,灌水前後の超音波発生比から水気耕栽培トマトの健全度診断を行い,その結果を基に灌水制御を行った所,灌水量を30%以上と施肥量を50%以上削減することができた。一方,超音波の発生比の挙動は大きく変動していることが分かり,極端な環境下として施肥量を極端に制限した栽培も行ったが,灌水制御した場合と超音波発生比の有意な差は認められず,他の環境因子も含めた健全度診断の精度向上が課題として残った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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