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世界初の「変形しやすく振動吸収性に優れる低摩擦・超耐摩耗ゴム系複合材料」の開発と応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 堀切川 一男  東北大学, 工学研究科 機械システムデザイン工学専攻, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究開発における目標は,大気中無潤滑下で0.2以下の摩擦係数を示しつつ,摩擦音の原因となるスティックスリップ抑制効果を示し,かつ,実用に耐える耐摩耗性を示す,ゴム/RBセラミックス複合材料を開発することである.ベースゴムの硬度,RBセラミックス粒子の平均粒径,充填率の異なる複数のゴム/RBセラミックス複合材料を作製し,摩擦試験を行った結果,硬度60HSのゴムに平均粒径3μmのRBセラミックス粒子を60mass%充填することで,上述の目標をほぼ達成することができた.同材料は水中での摩擦・摩耗特性に優れることから,大気中無潤滑下のみならず,水中でのしゅう動材料としての用途も期待できるなど,当初目標を上回る成果が得られ,技術移転の可能性を十分に見出した.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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