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唾液中HGFの検出による歯周炎検査試験紙の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 大島 光宏  奥羽大学, 薬学部, 教授
研究期間 (年度) 2012
概要本研究責任者は以前に、唾液を用いて歯周病を検出できる体外診断用医薬品を合同酒精(株)と共同開発し、すでに市販されている(商品名:ペリオスクリーン「サンスター」)。しかしこの診断薬では、歯周炎のみならず歯肉炎患者も検出されてしまうために陽性率が高く、被験者が検査結果を深刻に受け止めないという問題があった。これまでの研究で、歯周炎罹患者では歯肉溝滲出液に由来する肝細胞増殖因子(HGF)が唾液中に検出されることを見出した。本課題では、唾液中のHGFを検出する試験紙を作製することにより、将来歯を喪失する可能性の高い歯周炎患者のみをスクリーニングできる検査方法の確立を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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