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部分スライドローラを用いた横移動可能なローラコンベアの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 熊谷 正朗  東北学院大学, 工学部 機械知能工学科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究は物流などにおける運搬コンベア装置に搬送中の横方向の位置制御能力を持たせるものである。現行の装置では、フラップを出すなどで無理に進路変更を行うことに対して、特殊なローラ機構(特開2012-82068、以下、「特開」と略する)を用いることで力学的に無理なく、進行方向に対する横方向の移動を行う。これにより、搬送物の細かな位置制御も実現し、生産ライン等への応用も見越す。 使用するローラ機構はローラの側面を円周方向に分割し、かつ、軸方向にスライドできるようにしたもので、ロボット用全方向移動車輪のような選択的能動性(転動方向に能動、軸方向に受動)を持ち、これを複数の駆動方向を持つように配置し、回転を制御することで、被搬送物の移動を実現することを目指した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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