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液肥栽培の病気リスク低減および減肥のための液中プラズマシステムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 高木 浩一  岩手大学, 工学部, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究目的は,➀液中プラズマ発生装置の低電力化,➁閉鎖型高設栽培装置への導入,➂野菜や果物での成長促進,静菌効果の評価を行い,被災地への導入の後押しとすることである。消費エネルギーの低減は,液中プラズマ生成用のキャピラリと細線電極の寸法等の最適化,電源のパルス化を通じて実現した。装置は,循環水方式の土壌栽培の知見をもとに,水耕栽培である閉鎖型高設栽培装置へ導入した。放電で生成するH2O2濃度を指標とすることで,栽培規模の変化に対し,適切なプラズマ印加時間の設定を可能にした。小松菜で得た結果同様,根の形態の異なるホウレン草でも,約5倍の増収を得た。静菌効果は,いずれの場合も認められた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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