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柔軟で高効率な温泉地向け熱電素子水分解システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 田邊 茂  津山工業高等専門学校, 電気電子工学科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要目標は、電子冷却に用いられている安価な低温作動熱電素子を用いて、温泉の湯を受熱面1m2に流して発電し、その電気で水電解装置を動作させて水素を生成する熱電素子水分解システムを製作し、水素生成速度として1時間当たり3L程度を実現できることを実験により実証することである。 結果としては、実際に0.26m2の受熱面に温泉の湯を流し、1時間当たり1.3Lの水素を生成することができた。これは受熱面1m2に換算すると4.9Lに相当するので、目標を達成することができたといえる。 今後は、受熱用ヒートシンクの温泉に対する長期耐食性の検討および安全対策を含めた水素貯蔵方法の検討を進めることにより、実用化へと進めることができる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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