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赤外分光法を用いた血糖値測定のための中空光ファイバプローブの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 復興促進プログラム A-STEP 探索タイプ

研究責任者 木野 彩子  東北大学, 大学院 医工学研究科 計測・診断医工学専攻, 産学官連携研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要ATR 測定値は試料へのプリズムの押し付け圧力により大きく変動するため,この圧力の影響を低減可能な測定および結果解析の手法について検討した.測定光学系の最適化を試みると同時に,皮膚への浸透度に優れたスクワランオイルを内部標準物質として選択し,この成分の吸収ピーク強度を用いてスペクトル強度の正規化を行うことにより,測定誤差を従来の4分の1 以下に低減した.また,試料上で複数回の反射が起こる新しい形状のプリズムを設計・製作し,導入を試みた.これにより,目的のスペクトル強度を増倍させると同時に,試料への接触面積の増大により圧力変動そのものの低減が可能となる.このプりズムの特性については引き続き検討を行う.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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